一口でクリアファイルと言っても種類はいろいろです。
クリアファイルの種類をサイズ別で見ますと、一般的には大きいものでA3サイズがあり、小さいほうではA6サイズがあります。
すなわち、サイズ的には大きいほうからA3(310×430㎜)、B4(270×375㎜)、A4(220×310㎜)、B5(192×270㎜)、A5(155×218㎜)、A6(110×160㎜)があります。
なお、例外的にA2(A3の倍)もあるようです。
ただし、これらのサイズは印刷での用紙サイズよりもやや大き目になっています。
それは、各サイズの書類を入れるために、若干大きくしてあるからです。
これらの中で一番私たちに馴染みがあるサイズはA4ですが、色も透明なものから白、オレンジ、ピンク、ブルーその他種類はさまざまです。
しかし、何と言っても圧倒的に多いのは無色透明で、会社や学校、一般家庭などで使われているクリアファイルの大半を占めています。
この無色透明のクリアファイルはクリアホルダーとも呼ばれますが、素材での種類を見ますと、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリエスチレン)、プラスチック(植物性生分解プラスチック)などです。
なお、これらのクリアファイルの厚みは0.2㎜が一般的ですが、0.3㎜もありますし、0.12㎜のものもあります。
さらに用途別の観点からクリアファイルの種類を見ますと、1枚のもののほかにポケットが付いたタイプや、仕切りがあるタイプ、バインダータイプなどもあり、それぞれ特殊な用途に合わせた種類があります。
普通の文房具店ではあまり見かけないのですが、特注品も含めるとクリアファイルのメーカーや文具専門店では実にさまざまな種類のクリアファイルがあります。